ごあいさつ
何よりも大切な研究資源は,このページをご覧いただいている皆様です.そして,毎年我々の仕事に興味を持ち,研究室の活動に参加し,一緒に考えてくれる大勢の学生です.
感謝します.
世界的に見れば,社会資本としての橋はまだまだ整備すべき状況であると誰もが認識しているところです.日本では,成熟した社会として,新設から維持へ軸足が移ってきています.ただ,昔が忘れられないわけではないのですが,新しいルートを開く感動を持ち続けたいし,維持管理だけでなく新設の橋を実現する新しい技術,考え方を開発する情熱を持ち続けたいと持っています.
山田 均
研究室スタッフの紹介
本年度のスタッフです.このほかに学生が大勢いて(全部で40名程度になります),みんなで賑やかにやってます.研究室のドアはいつでも空いています.訪ねてくださいな.
スタッフ
都市イノベーション研究院
- 教授 山田 均
- 教授 勝地 弘
- 准教授 西尾 真由子
- 准教授 金 恵英
- 秘書 坂井美由紀
先端科学高等研究院にいらしていいただいた
- 上席教授 藤野陽三 先生
- 准教授 Dion先生
- 秘書 横山さん,大塚さん
研究施設の紹介
研究施設は,学生,教員のオフィス,低速風洞施設,土木工学実験棟の諸施設があります.
研究室
学生や教員は,環境情報一号棟6Fと大学院棟5Fにあります.土木工学教室のいくつかの研究分野がいる土木工学棟,風洞施設のある土木工学構造実験棟とは離れています.大多数は環境情報一号棟6Fにいます.
どうやったら迷わずにつけるか?研究室,風洞の所在図はここにあるのですが,申し訳ないくらい迷わずきていただくことは難しい.理工学図書館を目指して,その近所で誰かを捕まえ「環境情報一号棟はどこか」あるいは,ただ「環境情報はどこか」と聞くと一番確実のような気がします.大学内の案内は極めて悪く,大学全体の課題ですが,未改善です.
低速風洞実験施設
まあ,世界的に見ても,良い感じの施設だと思いますよ.使ってください.
- 都市大気環境シミュレータ: 閉回路回流型の社会基盤施設実験用の低速風洞で最大風速は30m/s台半ば,測定断面は1.8m×1.8mの正方形です.外気の影響がないので使いやすいのですが,運転中に風路のどこかを開けると風路内に圧力変化がきて,どこかが壊れます.よくある失敗です.
- 乱流風洞: 開回路型の社会基盤施設実験用の低速風洞で最大風速は20m/s台半ば,測定断面は1.8m×1.3mの長方形です.いわゆるエッフェル型の風洞でずいぶん長く使っています.古くなったけど,その分使いやすい,よく働いてもらった風洞です.2014年度に↓の「構造物劣化環境シミュレータ」に改造生まれ変わりました.
構造物劣化促進環境シミュレータ: 開回路型の社会基盤施設実験用の低速風洞で最大風速は20m/s台半ば,降雨.高温実験もできる,いわゆるエッフェル型の風洞です.レーンバオ部レーション実験施設長くなる中で,数少ない施設になってしまいました.
土木工学実験棟の試験装置
複合構造の分野と共用です.いわゆる構造系の各種試験装置があります.疲労試験器もありますが,要修理かな.構造物が大型化する中で多くの研究施設で大型の機械を入れました.この試験器は手頃な感じで使いやすいそうです.ただ,交換パーツ不足に陥っているようで,それと電気代が頭痛の種です.